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Designar's message

"使う人が関わりながら育てていける余白を大切にしています"

SOSEI PROJECT.のスタートは、今から4年ほど前。「新しいブランドを立ち上げたい」という話を伺い、センプレデザインの5~6人と僕が加わって、ブレインストーミングを重ねていきました。最初から何を作るかはまったく決まっておらず、どんな家具がこの時代に必要かを話し合うところから始めました。 それも僕から一方的に提案するのではなく、みんなでアイデアを出し合って、いいを探っていきました。時間はかかりましたが、そのプロセスがいい結果に結びついたように思います。
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たとえば「BOX」はA4サイズが入ることを基本にしつつ、実寸の模型をスチレンボードなどで作っては、これくらいの大きさの物が空間に置かれたら気持ちがいい、プロポーション的にも収まりがいい。と1つずつ決めていきました。数字的なところを追うよりもその方が生活との取り合わせがいいように感じたからです。全部で4種類ある「Bar」の長さについても、木造建築の間柱のピッチをベースにして、取り付けの際に間柱を手がかりにできる長さに設定しましたが、そこに感覚的な心地よさも持ち込んでいます。もちろん石せっこう膏ボードにも設置できるアンカーが付いているので、間柱がなくとも取り付け可能ですが、日本の住環境のモジュール感を大切にしています。
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ミーティングを重ねる中で、「ライフステージ」という言葉がだんだんよく登場するようになりました。「人」は、年齢や暮らしの変化とともに変わっていく。そこで「物」はどうあるべきなのか、という問いが生まれました。僕自身はいつも、「物」は完成品をただ与えるのではなく、使う人が関わりながら育てていける余白を持っていることが大切だと思っていました。そこでSOSEI PROJECT. の基本となった「70%のプロダクト」という考え方を提案したのです。完全ではなく、使う人が手を加えたり、組み合わせを変えたりして完成させていく。その余地があることで、物への愛着や、自分らしい空間との親和性が生まれてくる物を作ろう、そう考えました。
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制作を担当してくれたのはカリモク家具。その木工加工技術の高さについては、デザイナーなら誰もが知るところです。 SOSEI PROJECT.のパーツは、いずれも決して複雑なデザインではありませんので、センプレデザインの皆さんも私も、「簡単にすぐ作れるだろう」と割と安易に考えていたところがあります。 しかし実際は、思っていたよりもずっと複雑で、慎重な検討が必要だったようです。カリモク家具は、椅子やテーブルなど、大物家具の知見はどこよりも高いのですが、今回のフックやトレーなどの小物を作ることはそれほど経験がなかった。そこで生産性と強度、さらにそれぞれの安全性能を1つずつ検証して結論を出すまでに時間を少し要しました。ですが、丁寧にその過程に取り組んでくださったことがとてもいい物作りにつながっていきました。
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私の提案と、センプレデザインの理念が混ざり合い、モジュール式の家具、SOSEI PROJECT. が誕生しました。トレーやフックなどの小さなアイテムをはじめ、29のパーツがそろいます。 単体でも使えるし、組み合わせて新しい家具としても展開できる。30cm幅の最小モジュールを最初に決定し、それをベースにアイテムの寸法を決定していきました。なぜそのサイズなのかといえば、大いに自分の「感覚」に委ねたところがあります。
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また、まったく別の視点で最初の1点をおすすめすると、「Dining Table」なんです。SOSEI PROJECT. は、すべて国産のナラ材を使って作られていますので、そういう意味でも非常に価格に対する価値が高いように思います。天板下に設けたバーに、トレーなどをつけて使い方をカスタマイズすることもできます。食事をする場所、というよりは、仕事をしたり、趣味を楽しんだり、子供が勉強をしたりと、テーブルが生活の中にあるさまざまな行為を受け止める、そんな「場」としての機能を果たせるアイテムになっています。
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29からなるアイテムの中で、僕自身がエントリー的に最初に取り入れてみて欲しいな、という物を挙げるとすると、「RoundTray」「Curve Tray」もしくは「Book Tray」のいずれかです。 まずはトレーのような単体で成立するアイテムを使っていただきながら、「Cabinet」などを増やして組み合わせを楽しんでいってほしいですね。まず自分自身の手に近い部分から、家具らしいアイテムにいずれ拡張していく、という流れがあると、使う人の生活に自然に寄り添っていけるような気がしています。
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SOSEI PROJECT. は、今のラインアップで完成ではなく、むしるスタートだと思っています。ユーザーの暮らしの中に迎え入れられ、誰かの生活に馴染み、必要に応じて姿を変え、増え、役割を変えていく。使う人のフィードバックを受けて、変化していくスタイルこそが、センプレデザインと私たちが目指すものです。今後このシリーズがどのように育ち、形を変えていくのか。 僕自身もそれを心から楽しみにしています。
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"使う人が関わりながら育てていける余白を大切にしています”
SOSEI PROJECT.のスタートは、今から4年ほど前。「新しいブランドを立ち上げたい」という話を伺い、センプレデザインの5~6人と僕が加わって、ブレインストーミングを重ねていきました。最初から何を作るかはまったく決まっておらず、どんな家具がこの時代に必要かを話し合うところから始めました。 それも僕から一方的に提案するのではなく、みんなでアイデアを出し合って、いい形を探っていきました。時間はかかりましたが、そのプロセスがいい結果に結びついたように思います。
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たとえば「BOX」はA4サイズが入ることを基本にしつつ、実寸の模型をスチレンボードなどで作っては、これくらいの大きさの物が空間に置かれたら気持ちがいい、プロポーション的にも収まりがいい。と1つずつ決めていきました。数字的なところを追うよりもその方が生活との取り合わせがいいように感じたからです。全部で4種類ある「Bar」の長さについても、木造建築の間柱のピッチをベースにして、取り付けの際に間柱を手がかりにできる長さに設定しましたが、そこに感覚的な心地よさも持ち込んでいます。もちろん石せっこう膏ボードにも設置できるアンカーが付いているので、間柱がなくとも取り付け可能ですが、日本の住環境のモジュール感を大切にしています。
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ミーティングを重ねる中で、「ライフステージ」という言葉がだんだんよく登場するようになりました。「人」は、年齢や暮らしの変化とともに変わっていく。そこで「物」はどうあるべきなのか、という問いが生まれました。僕自身はいつも、「物」は完成品をただ与えるのではなく、使う人が関わりながら育てていける余白を持っていることが大切だと思っていました。そこでSOSEI PROJECT. の基本となった「70%のプロダクト」という考え方を提案したのです。完全ではなく、使う人が手を加えたり、組み合わせを変えたりして完成させていく。その余地があることで、物への愛着や、自分らしい空間との親和性が生まれてくる物を作ろう、そう考えました。
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制作を担当してくれたのはカリモク家具。その木工加工技術の高さについては、デザイナーなら誰もが知るところです。 SOSEI PROJECT.のパーツは、いずれも決して複雑なデザインではありませんので、センプレデザインの皆さんも私も、「簡単にすぐ作れるだろう」と割と安易に考えていたところがあります。 しかし実際は、思っていたよりもずっと複雑で、慎重な検討が必要だったようです。カリモク家具は、椅子やテーブルなど、大物家具の知見はどこよりも高いのですが、今回のフックやトレーなどの小物を作ることはそれほど経験がなかった。そこで生産性と強度、さらにそれぞれの安全性能を1つずつ検証して結論を出すまでに時間を少し要しました。ですが、丁寧にその過程に取り組んでくださったことがとてもいい物作りにつながっていきました。
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私の提案と、センプレデザインの理念が混ざり合い、モジュール式の家具、SOSEI PROJECT. が誕生しました。トレーやフックなどの小さなアイテムをはじめ、29のパーツがそろいます。 単体でも使えるし、組み合わせて新しい家具としても展開できる。30cm幅の最小モジュールを最初に決定し、それをベースにアイテムの寸法を決定していきました。なぜそのサイズなのかといえば、大いに自分の「感覚」に委ねたところがあります。
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brand statement

HCJ2026 出展のお知らせ

SOSEI PROJECT. は、2026年2月17日(火)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「HCJ2026 国際ホテル・レストラン・ショー」へ出展いたします。
本展示では、2026年3月発売予定の SOSEI PROJECT. を中心に、空間・素材・プロダクトを通してブランドの世界観をご紹介します。

会期中はスタッフが常駐し、展示内容をご案内いたします。
ぜひ会場にて、SOSEI PROJECT. の現在地をご体感ください。

​詳細はこちらから
https://www.sempredesign.co.jp/post/hcj2026

SOSEI PROJECT. は、東京ビッグサイトで開催される
「HCJ2026 国際ホテル・レストラン・ショー」へ出展いたします。

本展示では、2026年3月発売予定の SOSEI PROJECT. を中心に、
空間・素材・プロダクトを通してブランドの世界観をご紹介します。

センプレデザイン創業30周年を機に発刊されるビジュアルブック
『EDITION,』 の編集思想を背景に、
SOSEI PROJECT. が目指す「これからのデザインのあり方」を
立体的な展示空間として表現します。

会期中はスタッフが常駐し、展示内容をご案内いたします。
ぜひ会場にて、SOSEI PROJECT. の現在地をご体感ください

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HCJ2026 出展のお知らせ

SOSEI PROJECT. は、2026年2月17日(火)~20日(金)に東京ビッグサイトで開催される「HCJ2026 国際ホテル・レストラン・ショー」へ出展いたします。
本展示では、2026年3月発売予定の SOSEI PROJECT. を中心に、空間・素材・プロダクトを通してブランドの世界観をご紹介します。

会期中はスタッフが常駐し、展示内容をご案内いたします。
ぜひ会場にて、SOSEI PROJECT. の現在地をご体感ください。

​詳細はこちらから
https://www.sempredesign.co.jp/post/hcj2026

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